【お知らせ】5/2、公開Dialogueを開催します
- インターミディエイター事務局
- 4月24日
- 読了時間: 5分

オンライン・ダイアログ:
障害者の「親なき後問題」に貢献する、開かれた"オンライン・エンディングノート" ~ 一人で向き合う難しさを超えるための対話 ~ Polyphony #14
現代社会の複雑な問題群に対し、多様なアクターが連携・協働して、いい結果を出すことは分野を超えたテーマになりました。
しかし、ほとんどの行政、企業、大学は相変わらず専門閉塞型か、タテ割り中心です。
こうした中、たがいの違いを充分に認めながら、創造的なチームやグループを形成し、より望ましい関係変化と多様なアウトカムを生みだすのが「インターミディエイター( intermediator )」です。
5月2日は、「インターミディエイター」(有資格者)として活躍する、岐阜・いぶき福祉会の事務長/協働責任者である和田善行さんと、42期目を迎えたダンクソフト代表取締役の星野晃一郎さんをお招きして、ダイアログしていきます。
みなさんは、「親なき後問題」という言葉を聞いたことがありますか。特に重度の障害があるお子さんを持つ親が抱える課題です。
「私がいなくなった後、誰がわが子を支えてくれるのか」
この課題に向き合うために、いぶき福祉会では、エンディングノート・プロジェクトを行ってきました。今まではノートに手書きで書くエンディングノートで進めてきましたが、親にとっては、なかなか苦しいこともあり、筆が進まないこともあるそうです。
そこで、2024年度のクラウド・ファンディングで、「オンライン・エンディングノート」の実現に挑戦されました。手書きで綴る苦しさ、一人きりで綴る難しさから、オンラインのツールに入力できる気軽さを求めて、ウェブ・ツールを考えたいというものでした。
この挑戦に賛同して協働したのが、東京のデジタル企業、ダンクソフトです。短期間の中で、課題について考える「開かれたオンライン対話の場」を重ねていくことで、WeARee!というツールを使って、オンライン・エンディングノートの道筋ができたと聞いています。
当日は、和田善行さん、星野晃一郎さんを中心に、いぶき福祉会とダンクソフトからプロジェクトに関わった方々が参加され、実体験をお話しくださる予定です。
その後は、全体対話。親なき後問題や、オンライン・エンディングノートの可能性を、ご参加の皆様と時間が許す限りダイアログしていきたいと考えています。
今回は、そんなお二人とご参加の皆様とともに、世界構想プログラム、インターミディエイター・プログラム事務局である松原が、対話してまいります。
Zoomにお越しくださる皆さんとともに、「多声的」な対話の場=”Polyphony(ポリフォニー)”を開きたいと思います。
ぜひあなたのお声をお聞かせください。
■概要
・日時: 2025/5/2 (金) 19:30-21:00
・参加費: 無料
・お申込み: ご参加希望の方は以下のフォームにお名前、ご連絡先、イベントへのご関心などをご入力の上、送信ください。
・参加方法:上記の申込フォームに記入してから、以下のZoomURLにお入りください
Zoom ミーティングに参加する
ミーティング ID: 819 7535 2369
パスコード: 759794
■タイムテーブル(予定)
19:25-19:30 Zoom入室
19:30-19:35 はじめに
19:35-20:15 和田善行さん・星野晃一郎さんによる話題提供:
・「親なき後問題」:とは?
・エンディングノートとは?
・今回協働して、開かれた「オンライン・エンディングノート」とは?
・インターミディエイター同士の協働の醍醐味
20:15 – 20:45 全体ダイアログ
20:45-21:00 おわりに
■ご参考:
親なき後問題クラウド・ファンディング
■スピーカー
★和田善行さん 社会福祉法人いぶき福祉会 協働責任者/事務長

大学時代には、筑波大学で数学を専攻すると同時に、ボランティア・サークルを新設。障害のある方々の生活課題にまなざしを向けて、プロアクティブに活動していました。卒業後も活動を継続しながら、神奈川県丹沢主脈の山頂にある山小屋にて小屋番を経験。その後、高齢福祉の分野を経て、再び障害福祉に立ち戻るため、岐阜に移住し、社会福祉法人いぶき福祉会に所属。現在、協働責任者として、団体内外との協働を促進し、クリエイティブ・ワークチームの形成を目指しています。そして、自らの人間回復と再生につとめながら、“競争のない、多様性が許容される社会”の実現を構想しています。
★星野晃一郎さん

株式会社ダンクソフト代表取締役 C.E.O.
1956年日本橋生まれ。1982年より独学でプログラミングを学ぶ。1986年9月株式会社デュアルシステム(現ダンクソフト)代表取締役 就任、1986年10月に(社)東京ニュービジネス協議会へ入会し、長年理事を務める。1987年に特種情報処理技術者を取得。OS、通信ネットワーク、セキュリティー、DB、AIなどオールマイティーなエンジニア。経済産業省、厚生労働省、総務省等より受賞多数。
その他、総務省 地域情報化アドバイザー、日本パエリア協会 理事、中央エフエム 社外取締役・パーソナリティーなどをつとめる。
★松原朋子 世界構想プログラム/インターミディエイター・プログラム事務局

2006年以降、日本マイクロソフト社長室にて、企業市民活動(CSR)およびCSRコミュニケーションを統括。地方自治体との協働で、地域の新たな担い手を養成する「地域活性化協働プログラム」を新規開発、推進(第3回 日経ソーシャル・イニシアチブ大賞 ファイナリスト賞)。 現在は設樂剛事務所にて、次の時代を支える新しい「物語」を提示しながら、革新型経営者たちや様々な領域のクライアントとともに、この先の「未来構想」創出に取り組む。「世界構想プログラム」事務局。
当日お目にかかれますことを楽しみにしております。
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