

ABOUT INTERMEDIATOR
インターミディエイター のイメージ
いま組織も社会も、いたるところが切れ切れになっています。
ですが、ビジネスも、地域も、およそ人間の共同社会は
「関係の網の目」のなかで成立しています。
だからこそ、その「あいだ」に立って、失われたリンクの数かずを
修復、再生、再創造するモノやヒトが必要です。
こうした「あいだの知」を担う媒介役を
「インターミディエイター( intermediator )」といいます。
誰かの 上か前 に立とうとする “ 強いリーダー ” とは異なる役割です。
しかし、新たな需要が生まれ、社会や歴史が動き出すプロセスには、
異なる領域を媒介し、互いの違いを十分認めながら
「 対話と協働 」を促進し、
それまでにない変化を起こす人たちが躍動してきました。
インターミディエイターとは?
未来社会の中核的存在となる
「インターミディエイター」。
異なる世界の「あいだ」に立ち、
さまざまな次元で異なる領域を媒介し、
対話と協働をうながすモノやヒト。
あらゆる「あいだ」から両側を活かし、
新たな需要と未来を創り出す存在です。

インターミディエイター
育成の必要性
いま世の中には、「リーダー育成」に関する講座ばかりが
あふれています。
人々のあいだに立ち、異なる人々を結び、
物事を創造・展開する「インターミディエイター」については、
その能力を高めるための講座の機会がありません。
「インターミディエイター」の役割を
可視化し、育成し、
さらにその能力を活かすことは、
いまや「時代の要請」です。
「対話と協働」により
新しい協働社会を構想することが、
これからますます重要になっていきます。


COLUMN
マーケティングの新展開
企業が単独で価値をつくりだしているという発想は、もはや有効ではなくなってしまいました。より現代的な意味での「マーケティング」とは、供給サイドだけが生みだすのではなく、需要サイドも参加して、ともにあたらしい価値を生みだす協働作業、ないし多数多様なアクターが関わり合う創造的な離合集散のプロセスです。需給両者の関わり合い、のみならず第3者による参加・関与と、それを超えた社会的ネットワーク、さらに自然界を含めた、より広く複雑な、流動する関係の網の目から、有効な解決策も、地域や生活革新の方法も、あらたな価値も湧きでてくるようになりました。