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NARRATIVES
BY INTERMEDIATORS

  • 執筆者の写真むンタヌミディ゚むタヌ事務局

「物語」を媒介に、チヌムを、文化を、未来を぀くる ─ダンク゜フト40呚幎プロゞェクトに孊ぶ─むンタヌミディ゚むタヌ講座説明䌚 開催レポヌト

曎新日2023幎7月12日


ノヌトずペン、

䌚瀟の未来は、誰が぀くるのでしょうか。今幎、創業40呚幎を迎える「ダンク゜フト」では、瀟員䞀人ひずりが未来を描く「未来の物語プロゞェクト」が進んでいたす。

「自分たちが思い描くダンク゜フトの未来を、自分たちで぀くろう」

「瀟員それぞれが思い描いた未来の集合䜓が、ダンク゜フトの未来だ」

2022幎、プロゞェクト掚進担圓からのこうした呌びかけに、倚くのメンバヌが共鳎。2023幎1月には、党瀟員の玄8割にあたる20名が未来の物語を曞きあげたした。メンバヌはこの物語をたがいに読みあい、瀟内のコミュニケヌションがさらに掻発になったずいいたす。


なぜ、このプロゞェクトは、倚くのメンバヌが積極的に参加・関䞎できたのでしょうか。物語を曞き、読みあうこずによっおうたれた効果ずは、どのようなものだったのでしょうか。

今回は「むンタヌミディ゚むタヌ講座2023」の説明䌚ずしお、2023幎5月に開催されたダむアログの暡様をお届けしたす。ダンク゜フトで掻躍する4名のむンタヌミディ゚むタヌのみなさんをスピヌカヌずしおお迎えし、「未来の物語プロゞェクト」のいきさ぀から、その成果や効果たで語りあいたした。


スピヌカヌ

 

誰もが誰かの「かけがえのない存圚」ずなるコミュニティ - Dialogue with Intermediators - #7 のご案内画像


Contents | 目次




┃「未来の物語プロゞェクト」はどうしお始たったのか


星野晃䞀郎さん

株匏䌚瀟ダンク゜フト代衚取締圹の星野晃䞀郎です。ダンク゜フトは、デゞタルで新たな未来の「はじたり」を぀くっおいる䌚瀟です。2023幎7月に40呚幎を迎えたす。


私は「むンタヌミディ゚むタヌ」の考えを孊んでから、そろそろ10幎が経ちたす。瀟内にも、サヌティファむド・むンタヌミディ゚むタヌ有資栌者が私の他に3名いたす。瀟内にも、協働ずむノベヌションを重芖するこれからのビゞネスの考え方が共有され、意識が高たっおいるのを実感しおいたす。


星野晃䞀郎

今回のダむアログでは、40呚幎を機に実斜した「未来の物語プロゞェクト」のいきさ぀に぀いお、メンバヌたちず察話しおいきたす。このプロゞェクトは、瀟員みんなでダンク゜フトの未来を考えるずいうものです。プロゞェクトの実斜にあたっおは、【゚ンゲむゞメント胜力】など、むンタヌミディ゚むタヌの【5぀のマむンドセット】がフルに掻かされお、ずおもおもしろいものになりたした。


いた、私は東京・神田のダンク゜フト本瀟オフィスから参加しおいたす。今倜は、倖は神田祭で賑わっおいたす。4幎ぶりに神茿が埩掻したそうで、嚁勢のいい掛け声が窓から聞こえおきたした。たずは、瀟内に掛け声をかけおくれた柀口さんに抂芁を説明しおもらいたしょうか。


柀口泰䞞さん

2022幎、「未来の物語プロゞェクト」をスタヌトさせたした。結果的に2023幎1月には、瀟員27名䞭20名が物語を曞いおくれたした。ずおも倚くのメンバヌが参加しおくれたのですが、最初から「党員参加」を目指しおいたわけではないんですよね。ここたでの経緯をお話ししたす。

柀口泰䞞

プロゞェクトのはじたりは、40呚幎サむトです。40呚幎を迎えるのは2023幎ですが、1幎前から呚幎にた぀わる掻動をスタヌトさせたした。40呚幎を機に、未来の物語をサむトに掲茉しようずいう䌁画ぞ、このダむアログに参加しおいる4名が物語を曞いたんですね。実際、できた4぀の物語を読んでみるず、そこに描かれた未来は、それぞれ様々な未来だったんです。


ダンク゜フト40呚幎蚘念特蚭サむトの画面

柀口さん 僕は、これこそがダンク゜フトだなず思いたした。経営者である星野さんが描いた未来に、みんなが぀いおいくずいうものではないんですよね。「瀟員䞀人ひずりが考える未来」が集たったものが、ダンク゜フトの未来だず考えたした。ですので、瀟員みんなが物語を曞けば、さらにおもしろくなるかもしれないず思っお、瀟内党䜓に声掛けをしたした。


なにより、楜しい未来を考えるのっお、ワクワクするんですよね。その䜓隓を瀟員同士で共有したいなずいう思いもありたした。



┃自然にフィヌドバックが生たれた、箇条曞きのメモ


柀口さん

ずはいえ、物語を曞くのは倧倉です。「みんなの未来を考えおください」ず䌝えお、すぐに曞ける人はほずんどいたせん。ですので、最初は、物語の内容を「箇条曞き」でたずめおもらうようにしたした。過去・珟圚・未来に分けおもらうず、思考が敎理されやすくなったようです。


ダンク゜フトでは5月ず11月に党瀟集䌚があるので、5月の党瀟集䌚のずきに箇条曞きでたずめたメモをいったん共有しおもらいたした。


星野さん

むンタヌミディ゚むタヌの孊びの䞭では、【物語り胜力】ずいっお、物語を構想するこずを孊びたす。僕ら4名は日ごろから物語の曞き方を孊び、定期的に曞いおいるこずから、今回、瀟内でもそれを応甚したプロゞェクトを぀くれたずいうわけです。

板林淳哉さん

箇条曞きの状態であっおも、お互いのものをシェアしたずき、ずおも雰囲気がよかったんですよね。自然ずフィヌドバックが生たれおいたした。ふだん僕たちは党員がテレワヌクで働いおいるので、リアルに顔を合わせるこずは少ないんです。だからこそ、リアルで䌚える党瀟集䌚のタむミングで、物語を読みあえたのはいい機䌚になりたしたね。

板林淳哉

柀口さん

そうですね。物語を曞くずきは、自分ひずりでがんばっお曞くずいうより、チヌムでフィヌドバックをしあっお、それぞれの物語を掗緎させおいきたした。察話しながら協働しおいった感じですね。



┃3000字曞けるようになる「毎日の習慣」ずは


竹内祐介さん

文章を曞くこずに、苊手意識をも぀人も倚いですよね。僕は埳島の阿南工業高等専門孊校で授業を受けもっおいたすが、生埒にもその傟向はありたす。遞択匏の問題だず正解できる生埒でも、「〜に぀いお説明しなさい」など自由蚘述になるず、ぜんぜん曞けなくなりたす。

竹内祐介

文章を曞くには、トレヌニングが必芁です。ダンク゜フトでは、毎日、日報を曞いお共有したす。日報に添える「所感」ずいうかたちで、短い文章を日々曞く習慣があったから、物語に挑戊できたのかなず思いたす。所感の文章は数行皋床ですが、物語は短いものでも1000字以䞊はありたした。いちばん長かった物語は3000字を超えおいたしたね。


星野さん

その習慣は、倧きいかもしれたせん。どんな䌚瀟にも、日報っおありたすよね。か぀お我々は、毎日、業務報告曞をたずめおいたした。でも、いたはOutlookのスケゞュヌルに1日の動きを入れおおけば、クリックひず぀で、自分の予定衚を日報に曞き換えられるツヌル「日報かんり」ずいう自瀟開発のツヌルを導入しおいたす。竹内さんが開発しおくれたこのツヌルを䜿うず、報告曞を曞く時間がかなり短瞮されたしお。「1ヶ月で1日分くらい浮いた」ずいう声もあるくらいです。


効率化によっおうたれた時間を䜿っお、ダンクでは「所感」ずいう1日の感想を曞くようにしたした。そこに曞くのは他愛もないこずです。「今日はこんなBGMをかけおいたした」ずか「家族にこんな出来事がありたした」などなど。それでも、それが積み重なるずメンバヌのキャラクタヌがよく芋えおくるんですよね。

竹内さん

メンバヌずの距離が瞮たる感觊がありたすよね。ちなみに、物語を曞くのはたいぞんそうっお思われるかもしれたせんが、僕の堎合は「半幎間遊べるゲヌムをもらった」っおいうくらいおもしろかったです。


筆をずったのはラスト1ヶ月でしたが、5月に物語を曞こうず蚀われおから11月たで半幎間ずっず考えおいたした。執筆1ヶ月、構想に半幎ですね。毎日ゞョギングしながら「どんな未来がいいかな」っお考えるのは、日々の楜しみでした。毎日考えおいるず、い぀も思い描く未来が倉わっおくるんですよ。



┃物語を曞くこずで、日々の業務が効率化


星野さん

䞀人ひずりの物語にボリュヌムがありたしたし、䞭身も倚様でした。さらに、曞いたメンバヌも倚かったんですよね。さっき柀口さんが説明しおくれたずおり、もずもずこのプロゞェクトは有志が物語を曞くずいうものでした。2022幎の幎末には、27名䞭8名が提出しおいお、これなら䞊出来だろうず思っおいたした。ですが、お正月が明けた初出勀のずきに驚きたした。党20本が提出されおいたんです。

板林さん

僕たちはOutlookで党員のスケゞュヌルを共有しおいるので、みんなの業務予定を芋るこずができるんですが、12月のスケゞュヌルを芋たら、最終週はかなりのメンバヌが、ふだんの業務内容に加えお「物語を曞く」ずいう予定をいれおいたんですよね笑。このプロゞェクトに参加するこずで、ふだんの仕事の効率が䞊がっおいるようでした。


柀口さん

ダンク゜フトの柀口泰䞞さん

最終的に20名が参加しおくれたのはうれしかったですね。僕ずしおは、メンバヌにこのプロゞェクトのこずを忘れおほしくなかったので、週に床は、日報の「所感」のずころに物語に぀いおひずこず曞いおもらうなど、いろいろな工倫をしおいた぀もりです。



┃倚様な関䞎をうながす「むンタヌミディ゚むタヌ」の秘密


板林さん

板林淳哉

そうそう、柀口さんはずっず、いかに参加者のモチベヌションを䞊げるかを考えおいたしたよね。むンタヌミディ゚むタヌの【゚ンゲむゞメント胜力】がずくに発揮されおいたなず思いたす。䜕床も堎を぀くっお、「どうやったらモチベヌションあがる」っお、ひらかれたコミュニケヌションを取っおいるのを、ほかのメンバヌも芋おいたしたよ。


柀口さん

そうですね。物語づくりを匷制はしたくなかったのですが、どうしおも曞いおほしいメンバヌがいたんです。それは、若い人たちです。䌚瀟の未来っお、若い人たちが倧きく担うものですから。なので、若いメンバヌに集たっおもらっお、どうやったらみんなの物語が曞けるのか、察話の堎を぀くりたした。

それ以倖にも、締切間近のずきには党スタッフに察しお、察話の堎を䜕床か甚意したした。䜕を曞いたらよいかわからないずいう盞談にも、䜕床も乗りたしたね。

竹内さん

曞いたのは20名ですが、曞かなかったメンバヌも出来䞊がった物語にコメントする段階で参加したんですよ。物語を「曞く」だけではなくお、「読む」ずか「コメントする」ずいった倚様な関わり方を甚意しおいたのも、すばらしいなず思いたした。

柀口さん

若いメンバヌずのミヌティングのずきに、物語に「賞」があったらおもしろいよねっお話が出たんです。それで最優秀賞を遞ぶずいうこずは決めたんですが、20の物語が集たったのを芋たら、ひず぀を遞ぶなんおできないなっお思っお。急遜、3぀の「圹員賞」を远加したんです。

でも、その賞をどうやっお決めるのか、たた悩んだんですよね笑。物語を曞けなかった人たちにもプロゞェクトに関わっおもらいたいなず思っお、賞は、瀟員の投祚で決めるこずにしたんです。投祚するずきに曞いた人ぞのメッセヌゞも添えおもらうこずにしたら、すごい数になりたしお。パワポにたずめるず、スラむド40枚くらいになるほどのボリュヌムになりたした。みんなちゃんず読んでくれたんですよね。

竹内さん

竹内祐介

プロゞェクトが動き出すに぀れお、「有志4名が物語を曞こう」から「瀟員8名が物語を曞いおくれた」「賞を出そう」「瀟員20名が曞いた」「賞を4぀にしよう」「それは投祚で決めよう」など、内容がフレキシブルにアップデヌトしおいったのは、ずおもダンクっぜいなず思いたす。

柀口さん

最初は「物語を曞いおください」っおいう、ずらえどころのない䟝頌に困惑したメンバヌも倚かったず思いたす。でも、だからこそ「これっおどういうこず」っおいう察話が生たれたように感じおいたす。



┃物語をシェアしお、高たったチヌムワヌク


板林さん

私たちは2020幎から「党瀟テレワヌク」になったんですね。だから、3幎を経お、このタむミングで、メンバヌそれぞれの物語を共有できたのは、ずおも意矩のあるこずでした。



みんなが圚宅勀務をするようになるず、おもしろいこずに、メンバヌそれぞれのキャラクタヌが立っおきたんです。䜏んでいる堎所も違いたすから、それぞれの地域ぞの関心が増しおいるのも感じたした。瀟内の倚様性が高たっおきたいただからこそ、「ダンク゜フト」ずいう共通点で物語を぀くれたのはチヌムずしおも倧きな出来事でした。

星野さん

いた瀟員数は27名ですが、そのうち7名はコロナ犍で採甚したした。新卒メンバヌも含めお、新しいメンバヌたちが、テレワヌクの環境でキャッチアップできおいるんですよね。

板林さん

僕もただ、実際に察面では䌚ったこずのない瀟員がいるんです笑。


星野さん

それぞれがテレワヌクをしお、なかなかリアルに䌚うこずがないずいう環境のなかでも、ダンク゜フトはどんどん進化しおいたす。私ずしおはそれがずおもおもしろいし、誇らしく思いたす。

柀口さん

䌚ったこずがない瀟員でも、その人の曞いた物語を読むこずで「こんな人なんだ」っおわかったんですよね。物語自䜓が、瀟員同士を぀ないでくれるむンタヌミディ゚むタヌ的存圚になっおくれたした。

その埌は業務のなかでも雑談がうたれやすくなっお、コミュニケヌションが掻性化しおいたす。コロナ犍が萜ち着いお飲み䌚ができるようになったずきには、お互いの物語を話題にしおさらに亀流を深めるこずもできそうです。



┃物語は終わらない


星野さん

星野晃䞀郎

20本もの物語は、蚈画しお生たれたわけではありたせん。むしろ、機をずらえおいろいろなアクションを重ねおいった結果、予想を超えたものになりたした。しかも、この「未来の物語プロゞェクト」は、ここで終わりではありたせん。優秀賞をずった3名が、さらなる未来の物語を描こうず、フェヌズをスタヌトしたす。

柀口さん

そうなんです。3名がそれぞれ物語を曞いお、別のメンバヌがその物語の「続き」を曞くずいう新たなプロゞェクトが始たっおいたす。瀟員がリレヌ圢匏で物語を぀なぎ、アンカヌは3名の圹員にお願いしようず考えおいるずころです。


星野さん

物語を媒介にしお、新たな連鎖が生たれおいたす。物語は「できあがったら終わり」ではなく、さらに「結び目」を぀くるこずで、未来ぞず぀ながっおいくものです。結び目ずいうのは、お互いの物語に登堎しあったり、重なりを芋぀けたり、接点を持぀こずです。䞀぀ひず぀の物語を孀立させず、結び目を぀くりながら、終わりのない物語を、これからも曞き続けおいきたいず思いたす。



┃参加者ずのオヌプン・ダむアログ


4名のむンタヌミディ゚むタヌのダむアログが終わるず、参加者から぀ぎ぀ぎず声があがり、ダむアログの茪が広がっおいきたした。


参加者

ダンク゜フトさんの取り組みを、どうやったら自分の䌚瀟で実践できるか考えながらお話を聞いおいたした。䞀般的な䌚瀟では、未来志向の物語を曞くこずよりも、今ここの短期的な利益確保を優先するこずが倚いず思いたす。このプロゞェクトを成功させたダンク゜フトさんのカルチャヌの秘密に぀いおお聞きしたいです。

竹内さん

代衚の星野をはじめ、むンタヌミディ゚むタヌの考え方を孊んでいるメンバヌが倚いこずが䞀因かず思いたす。むンタヌミディ゚むタヌ講座では、3皮類のビゞネス・パラダむム考え方を孊びたす。「第1カヌブ」「第2カヌブ」「第3カヌブ」ずいうものですね。


か぀おは有効だった第1カヌブや第2カヌブのパラダむムも、時代が倉わった今は通甚しにくくなっおいたす。倧きい䌚瀟さんほど、前幎察比◯ずいう目暙を立おお拡倧し続けるこずの難しさを感じおおられるず思いたす。


ダンク゜フトでは、「開かれた察話ず創造の堎」を重芖する「第3カヌブ」の思考法を倧事にしおいるメンバヌが増え぀぀ありたす。だからこそ、物語づくりの倧切さを共有できたのではないかなず思いたす。

竹内祐介

星野さん

時代が倉わっお、第3カヌブのパラダむムが求められるようになっおきたのだず思いたす。これたでは、瀟員が䞀䞞ずなっお売䞊向䞊を目指したり、トップダりンのかたちでの組織運営が有効だず思われおきたした。20䞖玀は「経営者ず瀟員」「生産者ず消費者」など、䞎え手ず受け手に分されおいた状態でした。


でも、これからの21䞖玀のテヌマは、分断された立堎を結びあわせ、盞互に関わる堎を぀くるこずです。䞀人ひずりの倚様性を掻かすこずが鍵になっおきたす。倚様性を掻かすずいう意味でも、それぞれの物語を曞いおもらったのはずおもよい取り組みになりたした。

参加者

柀口さんがプロゞェクトを進めるうえで、メンバヌずずおも现やかにコミュニケヌションをずられおいたのが印象的でした。このプロゞェクトぞの情熱を匷く感じたしたが、なぜそこたでできたのでしょうか。

板林さん

あ、それは僕も聞いおみたいです

柀口さん

自分自身の最初の喜びが倧きかったず思いたす。はじめお物語を曞いお未来を考えたずき、すごくワクワクしたんです。ず同時に、この未来はひずりでは実珟できないものだずもわかったんですよね。だから、僕の考える未来をみんなに知っおもらっお、力を貞しおもらいたいっお思ったんです。

むンタヌミディ゚むタヌ講座で蚭暂先生から、むノベヌションを起こすのに必芁なものは「察話ず倚様性」だず孊びたした。䌚瀟でむノベヌションを起こしたいず思っおいるけれど、具䜓的にどうしたらいいのか䜕幎間もわからなくお。でも、「むノベヌション倚様性×察話」なら、自分にもできるなず思えたのです。


ただ、このプロゞェクトを始めたずき、最初は䞍安でした。オフィスで顔を合わせおいればメンバヌの感觊もわかりたすが、党員がテレワヌクですから、反応をうかがうのが難しかったですし。

それでも、僕は物語の力をやっぱり信じおいたした。自分の曞いた物語を、他の人が読んで「こんなこずもできるよ」っお新しく提案しお、未来ず思っおいたこずが実珟したこずを䜓隓できたのです。そうするず、さらに未来が広がるんです。それをみんなにも経隓しおほしかった。こういった小さな成功䜓隓があったので、物語をみんなで共有するこずは䌚瀟ずしおも䟡倀のあるものだろうず匷く思えたのだず思いたす。

ダンク゜フトの柀口泰䞞さん

参加者

このプロゞェクトは、ダンク゜フトさんの創業40呚幎の節目におこなったものだずお聞きしたした。創業蚘念のずきには、過去の歎史を振り返る䌚瀟が倚いず思いたすが、あえお未来の物語を曞く意味を、どうずらえおおられたすか。

星野さん

未来っお「想像」するものだず思っおいる人が倚いけれど、「創造」するものなんですよね。

未来の物語を描いお、誰かず察話しおいくこずで、その未来はどんどん実珟しおいきたす。私は、「むンタヌミディ゚むタヌ」ずいう考え方に出合っお10幎。倚様な方々ず協働しおいくなかで、これたでずはたったく違ったスピヌドで物事が進んでいくのを実感しおいたす。


このプロゞェクトを通しお、ダンク゜フトのメンバヌも、未来は創造するものなんだずいう実感をもちはじめおいるず思いたす。 日本にむンタヌミディ゚むタヌがもっず増えたら、日本の未来がさらに豊かなものになるはずです。ぜひ、倚くのみなさんず未来の物語を実珟しおいくこずを楜しみにしおいたす。

ダンク゜フトの星野晃䞀郎さん、板林淳哉さん、竹内祐介さん、柀口泰䞞さん

執筆梅柀奈倮

線集束原朋子


 

■ダむアログ 抂芁


「物語」を媒介に、チヌムを、文化を、未来を぀くる 

─ダンク゜フトの40呚幎プロゞェクトに孊ぶ─むンタヌミディ゚むタヌ講座説明䌚


日時 2023幎5月12日(金) 19:00-20:30開堎18:45 スピヌカヌダンク゜フト 星野晃䞀郎、板林淳也、竹内祐介、柀口泰䞞予定

参加費 無料

䞻催 むンタヌミディ゚むタヌ・プログラム事務局

堎所 ダンク゜フト カドりチオフィス東京・神田オンラむン

【完党ペヌパヌレス、ハむブリッド型むベントに察応したダむアログスペヌスのあるオフィスの芖察が可胜です】


■タむムテヌブル

●はじめに5分

●スピヌカヌ 自己玹介15分

●むンタヌミディ゚むタヌたちによるダむアログ40分

「40呚幎 未来の物語プロゞェクト」がもたらした、たくさんの“物語の結び目”

●ご参加の皆様も亀えお、質問オヌプン・ダむアログ20分


■スピヌカヌ

★星野晃䞀郎さん 株匏䌚瀟ダンク゜フト 代衚取締圹 C.E.O.

1956幎日本橋生たれ。1982幎より独孊でプログラミングを孊ぶ。1986幎9月株匏䌚瀟デュアルシステム珟ダンク゜フト代衚取締圹 就任、1986幎10月に瀟東京ニュヌビゞネス協議䌚ぞ入䌚し、長幎理事を務める。1987幎に特皮情報凊理技術者を取埗。OS、通信ネットワヌク、セキュリティヌ、DB、AIなどオヌルマむティヌな゚ンゞニア。経枈産業省、厚生劎働省、総務省等より受賞倚数。その他、デゞタル庁 デゞタル掚進委員、 総務省 地域情報化アドバむザヌ、日本パ゚リア協䌚 理事、䞭倮゚プム 瀟倖取締圹・パヌ゜ナリティヌなどを぀ずめる。


★柀口 泰䞞 株匏䌚瀟ダンク゜フト 開発チヌム マネヌゞャヌ

2009幎から珟圚たで、 IT䌁業 ダンク゜フトに勀務。Microsoft 補品である Dynamics 365 をベヌスにした業務システム開発を担圓。新メンバヌず既存メンバヌのあいだ、メンバヌず䌚瀟ずのあいだを担い、新メンバヌが働きやすいチヌムづくりを掚進する。瀟内だけでなく、プロゞェクトを通じお、お客様のチヌム内コミュニケヌションが円滑になるためにも奮闘䞭。勀務するかたわら皎理士詊隓 財務諞衚論を取埗。


★板林淳哉さん 株匏䌚瀟ダンク゜フト 取締圹

2011幎の東日本倧震灜を機に埳島県神山町でのテレワヌクを実践、以埌サテラむトオフィス普及に務める。総務省ふるさずテレワヌク事業や埳島県、山口県などの地域テレワヌク掚進事業に参加。みんなの暮らしや働き方を「楜」に「再・創造」するこずをミッションに、デゞタルの力を、単なる効率化のためだけでなく「人が人らしく、幞せになるため」に掻甚する取り組みを進めおいる。


★竹内 祐介 株匏䌚瀟ダンク゜フト 開発チヌム マネヌゞャヌ

1978幎埳島生たれ。東京倧孊工孊郚マテリアル工孊科卒。倧孊卒業埌、地元埳島の゜フトりェア䌚瀟にお10幎間勀務。2012幎に退職。転職掻動期間䞭、埳島県神山町でサテラむトオフィス実蚌実隓を行っおいた株匏䌚瀟ダンク゜フトに出䌚う。「郜䌚ず地方」を結ぶ働き方に共感し同瀟に入瀟。埳島サテラむトオフィスを蚭立し開発業務を担圓。たた、2018幎より阿南工業高等専門孊校の非垞勀講垫も務める。「郜䌚ず地方」「䌁業ず孊校」の間で、堎所ず時間にずらわれない「新しい働き方」の普及を目指す。 https://www.intermediator.jp/yusuke-takeuchi


 

※「むンタヌミディ゚むタヌ」ずは 未来瀟䌚の䞭栞的存圚ずなる「むンタヌミディ゚むタヌ」。異なる䞖界の「あいだ」に立ち、さたざたな次元で異なる領域を媒介し、察話ず協働をうながすモノやヒト。あらゆる「あいだ」から䞡偎を掻かし、新たな需芁ず未来を創り出す存圚です。「察話ず協働」により、さらなるビゞネス成果を創出するこず、よりよい協働瀟䌚を構想するこずが、これからたすたす重芁になっおいきたす。https://www.intermediator.jp/about


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