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NARRATIVES
BY INTERMEDIATORS

  • 執筆者の写真インターミディエイター事務局

開催レポート:「インターミディエイター・フォーラム2023」─ここで行われているのは、ビジネスの先端表現/先端研究である


インターミディエイター・フォーラム2023 ブローシャなど当日配布物

インターミディエイター・フォーラム2023」が10月29日(日)に、国際文化会館(東京都港区)で開催されました。今回で第7回目となるフォーラムでは、サーティファイド・インターミディエイターをはじめ、インターミディエイターに広く関心をお持ちのビジネス・パーソンや学生など、様々なバックグラウンドの方々が集い、対話を重視した研鑽の場が開かれました。フォーラム当日の模様を写真でお届けします。



インターミディエイター・フォーラム2023談笑の様子
インターミディエイター・フォーラム2023談笑の様子。インターミディエイターの和田善行さんと澤口さん

開場時間になると、参加者が続々と来場します。コロナ禍をへて、3~4年ぶりに東京へ足を運び、久しぶりの再会を喜ぶ方々も多くいらっしゃいました。初参加の方々も、初対面同士であっても、顔を合わせるなり、会場のあちらこちらでにこやかな会話が自然と生まれます。本番開始前から場にあたたかな空気が流れてきます。


Opening Talk:

インターミディエイター・フォーラム開会のご挨拶をするダンクソフト星野晃一郎社長

「私はより善い人間になりたいと行動してきました。ひとつの答えが、今日ここ、このフォーラムで話される“協働”だと思っています」(株式会社ダンクソフト代表取締役 星野晃一郎さん)



定刻となり、フォーラムのスタートです。共催企業である株式会社ダンクソフト代表取締役 星野晃一郎さんによるオープニング・トークからはじまりました。


その日の朝、いつもは富士山が見えるご自宅からの景色に、天気予報にはなかった雨から生じた2重の虹が写った写真とエピソードを紹介。インターミディエイターとして、未来へ虹をかけていこうとメッセージをいただきました。



VisionTalk:

インターミディエイター・フォーラム2023VisionTalkキーノートのスライド

設樂剛先生

本編のスタートは、設樂剛先生による『「あいだ」をめぐる美しい逆説』と題したVisionTalk(キーノート)が行われました。複雑・多様な社会における「リーダー論の限界」を説きながら、「インターミディエイター」に必要な「5つのマインドセット」を中心にレクチャーします。また、私たちの「あいだ」をめぐる通念がイノベーションをいかに阻害しているか、認識を新しくするお話が多々ありました。


インターミディエイター・フォーラム2023

「インターミディエイター」とは〈あいだの知の担い手〉である。レクチャーに熱心に耳を傾ける参加者の皆さん。当日は日本全国から会場に約50名、オンラインに約15名が集まり、これからの新しい協働社会に思いをめぐらせました。



Crosstalk:

インターミディエイター・フォーラム2023 CrossTalkのスライド


右から竹内祐介、木村智子、今津新之助、いずれもインターミディエイターたち、
インターミディエイター・フォーラムに登壇する鈴木悠平さん(インターミディエイター)

写真上 右から竹内祐介木村智子今津新之助 / 写真下 鈴木悠平



設樂先生による「VisionTalk」(キーノート)で、インターミディエイターについての基本的な学びと、より発展的な示唆を深めたあとは、サーディファイド・インターミディエイターとして、社会に新しい働きかけを実践している4名が登壇し、「CrossTalk」を行いました。

 

インターミディエイターとして、どのように会社や組織で活動をしているのか、それぞれ4名のプロジェクト実践から、課題点や展望などを場に持ち出して共有します。


発表後、会場からは「リーダー不要の文化をどうつくったのですか?」「行政との市民のあいだをどう結ぶさいのコツはありますか?」など、より具体的な問いが出され、質疑が行われます。


新しい社会の在り方についての全体対話を経て、最後には設樂先生からの総括です。4人のインターミディエイターたちの実践の価値や意義への理解がさらに深められました。



Craftwork:

インターミディエイター・フォーラム2023 第3部CraftWorkのスライド

インターミディエイター・フォーラムにて、資料に手書きでメモを取る様子


休憩時間をはさみ、後半はワークショップ形式でさらに学びを深めていきます。タイトルは、「Craftwork:Vision-framingによるUniversal Defense」。


未来を構想する 「Vision-framing」 のアプローチを、まずは設樂先生によるレクチャーから学びます。


「Vision-framing」 とは、Visionを表現すること。Visionをつくることによって、自分自身の事業を、自分自身を、あるいは地域を、周囲から守ることができるという意味です。とりわけ、今回のフォーラムは「イノベーション」がテーマであるため、非連続な変化を生み出すには、このアプローチが欠かせません。


レクチャー後は、それぞれのVisionをじっくりソロワークで言語化します。



インターミディエイター・フォーラム2023
インターミディエイター・フォーラム2023 オンラインで参加されたインターミディエイターたち
インターミディエイター・星野晃一郎さん

そして、続くグループワークでは、ソロワークでまとめたVisionをもとに、それぞれの課題意識や未来像を共有します。有資格のインターミディエイターたちが各グループに入り、初参加の方々が安心して対話ができる環境をつくります。


デジタル企業、障がい者福祉、訪問看護、行政、外資系企業、学生、企業経営者…。 業界や世代を超えて、多様な方々がそれぞれの考えたVisionを語り、フィードバックしあいます。こうした場が実現することは、いつも同業者の中だけで活動することが多い参加者たちにとっては、稀有な経験です。多様なメンバーから、新しい発想や、イノベーションが生まれる萌芽を得られる実体験をする時間でもあります。


和やかでありながらも、真摯に言葉を重ねていく。すでに〈あいだの知の担い手〉としての参加者それぞれの姿が、そこにありました。



インターミディエイター・中川桐子さん

最後に、グループワークで持ち出された知と方法を、全体対話のなかで共有します。異なる業種や団体に属していても、それぞれの問題意識は、もはや他人事ではありません。発表者のスピーチにうなずきながら、会場は静かに耳を傾けます。


フォーラムで今日得た学びは、明日以降、自身の活動の場へ戻り、それぞれがまた実践していきます。本編プログラム終了後の 「Symposion(対話と懇親の場)」でも、言葉は尽きることなく、満月が煌々と夜空を灯すまで、参加者同士の楽しくも真剣なトークが続きました。



インターミディエイター・フォーラム2023集合写真

インターミディエイター・フォーラム2023 (10. 29(日)国際文化会館・オンライン)



開催概要

インターミディエイター・フォーラム2023

2023. 10. 29(日)国際文化会館・オンライン


13:15 開場

13:30- VisionTalk 「あいだ」をめぐる美しい逆説 / 設樂  剛( polyphonizer )

14:20- Crosstalk インターミディエイターは不可能(そう)なことだけにコミットする —すべてはリーダー不要論から—

イニシアチブ1  竹内  祐介(re-programmer)

イニシアチブ2  木村  智子(re-gardener)

イニシアチブ3  鈴木  悠平(re-writer)

イニシアチブ4  今津  新之助(re-opener)group dialogue

15:25- Craftwork

lecture「 Vision-framingによるuniversal defense 」

solo

workgroup

dialogue

16:30- Dialogue & Polyphony

参加者(会場・リモート) を交えた全体対話とまとめ( 多声的に )

17:10 - 18:10 Symposion(対話と懇親の場) 



 

文・写真:後藤由加里

編集:松原朋子


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